【接骨院の先生が教える】膝の痛みの本当の原因とは?

こんにちは
三条スポーツ接骨院、院長の丸山です(^^)

皆さんは膝の痛みというとどんなイメージが浮かびますか?
年齢のせいで仕方ないと思っていませんか?

今回は来院される患者さんの症状の中でも上位に入る痛みの1つである、膝の痛みについてお話します。

目次

一般的な膝の痛みのイメージ

まず初めに、膝の痛みのイメージって、こんな感じじゃないでしょうか?

膝の関節の表面の軟骨がすり減る

上の骨と下の骨がぶつかる

痛みが出る・炎症がおこる

テレビやCMの影響で、このパターンで痛くなると思っている方も多いと思います。なんだか納得できてしまいますよね。実際に膝関節の表面の軟骨がすり減ってその下の骨が出てしまっているような場合は、手術が必要になる方もいます。しかし、多くの場合はそこまで悪化している方は稀で、手術の必要のない方がほとんどです。

では、膝の軟骨が原因でなければ、どこに原因があるのでしょうか?

膝の痛みの本当の原因はドコにあるのか?

膝の痛みは膝の関節以外の部分に原因がある場合が多いです。

膝以外の部分とは
  • 「ふくらはぎ」「もも」「おしり」などの膝の上下の筋肉
  • 「足関節」「股関節」といった膝の上下の関節

ふくらはぎ、モモ、お尻の筋肉は、膝の曲げ伸ばしや歩行の為に使われる筋肉です。その筋肉が硬くなり、動きが悪くなると膝の痛みにつながります。更に、筋肉の硬さがあり、バランスの悪い使い方をしていると膝のねじれが発生します。

その結果、膝に痛みが出ます。

膝の関節の弱点とは?

実は膝の関節には得意な動きと苦手な動きがあります。

得意な動き

膝の関節は上の画像のような蝶番(ちょうつがい)のように1方向の曲がりは得意です。

苦手な動き

膝は捻じれに弱い関節のつくりをしています

上の図のようにつま先が外向きで膝が内向きに捻じれてしまう状態が膝に痛みを出す動きになります。この動作は本当に危険です。膝の関節の周りの靭帯まで痛めてしまう可能性があります。この膝の捻じれを取ってあげることや、膝の周りの筋肉を緩めることで痛みが改善されます

膝の痛みで来院される方の多くは、膝以外に原因があり、膝以外の部位へのアプローチで痛みの改善が可能です。

膝の痛みに効くおすすめのセルフケア(ストレッチ)

三条スポーツ接骨院でご紹介している、自分自身でできるストレッチがありますのでご紹介させて頂きます。

どのストレッチも、1か所20秒~30秒程度で、呼吸を止めず、筋肉が伸びて心地良いと感じる強さで行ってください。

モモの前側の筋肉のストレッチ

  1. 伸ばしたい方の足首を掴む
  2. 掴んだ足首を後ろへ引き、モモの前側が伸びてきたところで止める
注意点

膝の関節を曲げようとせず、膝を後ろに引く意識で行う

モモの後ろ側の筋肉のストレッチ

  1. 伸ばしたい方の足を台などに乗せる
  2. つま先に向かって上半身を前傾させ、モモの裏側が伸びてきたところで止める
注意点

伸ばした側の膝を曲げない

ふくらはぎの筋肉のストレッチ

  1. 壁や台に手をつき、伸ばしたい足を後ろに引く
  2. 足を後ろに引いていき、ふくらはぎが伸びてきたところで止める
注意点

踵を浮かせない・後ろに引いた膝を曲げない

お尻の筋肉のストレッチ

  1. 伸ばしたい側の足を反対側の膝に乗せる
  2. 上半身を前傾してお尻の筋肉が伸びてきたところで止める
注意点

背中を丸めずに、背筋を伸ばした状態で行う

膝の痛みでお悩みの際は三条スポーツ接骨院へご相談ください

初期の痛みでしたらセルフケアで対応できる場合もありますが、残念ながらセルフケアでは取り切れない痛みもあります。

お困りの際はお早めに三条スポーツ接骨院にご連絡ください(^^)!

ご連絡は下の画像をクリック

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この記事を書いた人

三条スポーツ接骨院 院長
・柔道整復師
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

スポーツとラーメンとBBQをこよなく愛する3児の父

「スポーツを一生長く続けてほしい」という想いで、生まれ育った地元、三条市で独立開業しました。

心と身体の健康と、その先の幸せのために誠心誠意向き合い、貢献する所存です。

患者様の人生に寄り添い、人生の大切な節目を健康な状態で過ごしてもらえることを願っています。

縁ある人と共に豊かになり、治療を通して患者様と社会に貢献できるよう、技術・知識・人間力の研鑽に努めて参ります。

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