お世話になっております。
三条スポーツ接骨院(サンスポ)の丸山です。
雪が消えて暖かい日が増えてきましたね(^^)
皆さんも春になったらやりたいこと、沢山あるのではないでしょうか?
しかし!
注意してください!!
暖かくなって動くことも増え、最近は「ぎっくり腰」の患者さんが増えています。
今回は「ぎっくり腰」の原因と、日常生活で気を付ける点をお話していきます。
ぎっくり腰って何?
まず、「ぎっくり腰」とは何なのか。
正式名称を「急性腰痛」といいます。
つまり、慢性的な腰痛と違い、きっかけがあって急に出てきた腰痛です。
腰の周辺には大小さまざまな筋肉や、筋肉を包む筋膜、靭帯があります。
そこに何らかの無理な力や刺激、捻りが加わり、周辺の組織を損傷してしまうことで起こります。
海外では「魔女の一撃witch’s shot」とも呼ばれます。
場合によっては、動けないほどの激痛になることもあります。
このような状態になってしまうことも↓
どんな時になるの?
「ぎっくり腰」の発生原因は重いものを持ち上げたときというイメージが強いと思います。
- タイヤ交換でタイヤを持ち上げたとき
- 米袋を持ち上げたとき
- 子供を抱き上げたとき
以上のような力を入れる動きをした際に、強い負荷が掛かって起こります。
しかし、実は軽い動きでも起こってしまうことの方が、多々あります。
意外と多い原因
「ぎっくり腰」の起こる場面で、意外と多いのが以下の場面です。
- 軽いものを拾おうとしたとき
- 顔を洗おうとして腰をかがめたとき
- 朝、布団から起きるとき
- くしゃみをしたとき
あれ?
そんなに力いれてなくない?
そうなんです。
実は油断して動いたときに痛める方が意外に多いんです。
油断して小銭を拾う男性↓
なぜ油断してはいけないのか
重いものを持つときは気合を入れて全身で持とうとします。
その為、腹筋や体幹の筋肉に力が入り、膝や股関節などの他の関節の力も借りて持つことが出来ます。
反対に、軽いものを持つときは腹筋、体幹を意識していませんので、油断しています。
そうすると腰だけを曲げて体を動かそうとしてしまいます。
そこで痛めてしまう方が多いのです。
「ぎっくり腰」は若い人もなる
「自分は若いからあんまり関係ない」と思っているあなた!
気を付けてください。
意外にも、若い人が「ぎっくり腰」になる方も多いです
当院には20代から「ぎっくり腰」になっている方も来院されています。
更に、運動不足の人に限らず、スポーツをしている方でもなってしまう方も多いです。
酷い時は、歩けないほど辛かったり、這うようにして来院される方もいます。
最悪な例↓
そうならない為に!
どうしたらいいのか?
「ぎっくり腰」回避法
どういうときに「ぎっくり腰」になりやすいか、説明させて頂きました。
それでは、どうすればいいのか。
身体の使い方を変える
それは、身体の使い方を変えることです。
といっても難しくありません。
簡単なことです。
動作をするときに少しだけ気を付けてもらうだけです。
それだけで「ぎっくり腰」のリスクはぐんと減らすことが出来ます。。
先ほどの例だと
- 物を拾うとき
→膝を使ってしゃがんでから拾う。
- 顔を洗うとき
→股関節と膝を使って体を前傾する。
- 朝起きるとき
→急に起きずに、1度横向きになってから腕の力を使って起きる。
- くしゃみをするとき
→壁や机に手をついてくしゃみをする。
以上のことを気を付けるだけでも「ぎっくり腰」になってしまう確率は減らせます。
予兆を感じ取る
突然急激な痛みが出る「ぎっくり腰」ですが、多くの患者様の話を聞いていると、共通していることがあります。
それは、急激な痛みの前に様々な予兆や前兆があるということです。
- 朝から腰に張りや違和感があった
- 仕事の忙しさが続いていた
- ふくらはぎや大腿部、臀部に張りを感じていた
- 数日前から体に疲労感や張り感があった
多くの方に、以上のような予兆があることが多いです。
つまり、予兆を感じた時に体の使い方を気を付けることで、動けない程の痛みになることを防ぐことが出来ます。
おかしいなと思ったら早めにご来院ください
当院では違和感や張り感を感じた時点で治療に来て頂くことを、おススメしています。
そうすることで、自分が助かることはもちろん、大切な家族や職場に迷惑を掛けることも、防ぐことが出来ます。
早めに治療をすることで、早く良くなることはもちろん、重症になって長引くことや、庇ってほかの部位を痛めることも防ぐことが出来ます。
大切な人の為にも自分の体を大切にして下さい。
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